月読みの光に来ませ…

皆様…お待たせを致しました。(ぺこり)

先日きなこさんから頂きましたバトンをまりあさんへタッチ致しまして、その回答を頂きましたのでここにアップ致しますっｖ(*＾＾*)
まりあさん、お忙しい所回答頂きましてありがとうございました～。
併せて少々アップが遅くなりました事、お許し下さい。

さて・・まりあさんのジョーに対する想いは一体どのようなものになっておるでしょうか・・？
ではでは…参りますっ！！


「あえてのバトン」キャラクター指定「矢吹ジョー」

 【１】この人の事好きですか？
ええ、そりゃあもう…。言葉に尽くせないくらい…。大人になって出会った人の中で、一番好き、大好きです。

【1.5】この人の魅力について語って下さい。
う～～ん、難しい…。たくさんあり過ぎて。
一番は、やっぱりあの「ひたむきさ」でしょうか。
どんなに辛くても苦しくても、決して絶望せずに前に向かっていこうとする、切ないまでの強さと、悲しいほどのひたむきさ。
それでいて、繊細な部分も見え隠れする、そのアンバランスさ。

愁いを帯びた、あの目。あらゆる感情を全てしまいこんだかなのような、あのなんとも言えない瞳に見つめられたら、私は即死でしょう、きっと。

【２】この人の事なんて呼んでますか？
普通に「ジョー」。
でも、「ジョー（はあと）」だったり、「ジョー…」だったり、「ジョー（泪）」だったりと、その時々でニュアンスはいろいろです。

【2.5】この人の台詞や行動で印象に残っているものは？
うううううう、これもたくさんあり過ぎて…。
私はアニメ2から入ったので、どうしてもそのイメージが強いためか、印象に残っているものもアニメ中心で答えさせていただきます。

☆減量から金戦にかけてのあたりが一番好きなエピソードなので、そこからひとつ。
「バンタムってのはな、おっちゃん…」に始まるあのセリフ。
「そんなかけがえのねぇ俺のバンタムを…捨てるわけには、捨てるわけにはいかねえんだよ！！」
このあたりの玉姫公園のシーンは、ちょっとスモーキーな雰囲気の絵もぴったり嵌っていて本当に好きです。
初めて見たときは、この演出・セリフ・絵の全ての素晴しさに、ぞくぞくしました。
何度見ても鳥肌が立つ場面です。

☆パンチドランカーのことをジョーに告げようと、必死になって彼を捕まえようとする葉子。
その彼女からの何回目かの電話がかかってきたとき、一言、「切れ！」とだけ言い、サンドバックに向かうジョー。
ここも好きです。ジョー、かっこいいぜ！！
最初に見たとき、あまりのジョーのかっこよさに痺れまくりました～。

【３】この人が迷子になったそうで…。
ジョーは迷子になんてならないようにも思うのですが。
多少道がわからなくなっても、そのままふらっと行っちゃいそう。
大体私はもんのすごい方向オンチなので、探しに行きたくてもこっちが迷子になりそうです。
逆に迷った私をジョーに探してもらいたい…。（←思い切り論点ずれまくり）

【４】この人のイメージカラーは？
イメージカラーはふたつ。
まず、一つは、劇場版２や、アニメ2のオープニングのイメージが強いせいか、夕陽の色。
でも、彼は、ボクシングにおいても人生においても常にチャレンジャーであり続けたので、ブルーもイメージカラーです。

【4.5】この人にさせてみたい格好は？
これもまた、いろいろ妄想を駆り立てる質問（笑）。
そうですね、たくさんあるけど、学ランかな？
それと、他のスポーツ姿も見てみたいという希望もあり、サッカーはメジャーなので、マイナーどころで、フェンシング！！はいかがでしょうか。彼の場合、どっちかっていうと剣道の方が似合いそうですが、あえてここは洋物で。
※※※管理人注：まりあさんよりイメージイラストを頂戴致しました♪(＾＾)サムネイルにポイントを合わせるとまりあさんのイメージされた台詞が表示されます。勿論クリックで大きくご覧頂けますので是非～ｖ※※※

【5】この人のイメージソングは？
劇場版２のOP
アレを聞くと心拍数上がります。

【6】この人の血液型なんだと思う？
うわっ、難しい…。
こだわりの強いところはB型かな～？
う～ん、じゃ、私がO型なので、O型と相性の良いB型ということで、B型！

【6.5】この人はどんな下着つけてると思う？
試合で見慣れてるし、トランクス以外考えられないのですが。

【7.5】この人、受？攻め？
ぎゃはは、この質問って…。
いや、真面目に答えると、やっぱりチャレンジャーとして「攻め」かな。

【8】この人に言われてみたいセリフはありますか？
やっぱり名前！
本名で、呼び捨てで、「よう、○○○！！」なんて呼ばれたら、倒れそうです。
あとは…「一緒にウエイトと戦おうぜ」。
ジョーにこう言われれば、今まで何度となく挫折したダイエットも今度こそ出来そうな気がする…。
でも、私はあそこまでの根性はないので、せいぜいトマトサンドのランチを抜く、ぐらいしか出来そうもないですけど。

【8.5】この人に言ってみたいセリフはありますか？
目の前にジョーがいたとしたら、「大ファンなんです、応援してます、がんばってください」という、
ありきたりなことしか言えないでしょうね、あ、でも、なんとか直筆サインはもらいたいな。それと2ショット写真も♪
…紙の上のジョーになら、「もういいよ、十分だよ…」「どうしてそこまで…」
「でも…それでこそジョーなんだよね…」とか、いろいろ語りかけてるんですけど。
あ、私って…。「もういいよ…」って思っていながら、ナマジョーには「がんばってください！」とか言っちゃうのか！？自己嫌悪に陥りそうだ…。


【9】この人と手を繋ぐ、抱きしめられる、キスするのどれか一つできるとしたらどれを選びますか？
えええっ、そ、そんなチャンスがあるって考えるだけで悶絶。
そうですね、「抱きしめられる」かな。ジョーのぬくもりを感じたいから。
ジョーの心臓の鼓動を感じたいから。ジョーが今生きている、ってことを確信したいから。

【9.5】この人の持ち物を一つ貰えるとしたら？
あの帽子。似合ってるし、トレードマークみたいな感じだし。

【１０】次にバトンを回す人を5人、キャラ設定でどうぞ。
すみません、私で終わらせてください。


こんな感じでしょうか？
なかなか答えが一つに絞れず、苦労しました。
だってこんなに素敵な人のことを一つだけだなんて、難しすぎる～。
でも、そのおかげで、ジョーについていろいろ真剣に考える時間が持てました、こんな素敵でハッピーなチャンスを下さったあおゐさん、ほんとに感謝です、ありがとうございます！
あらためて、原作・アニメ共々、また見たくなってきました。

*　*　*　*　*

まりあさん編、如何だったでしょうか？
もうもう！私の回答よりも格段に深くて熱い回答に、感服しまくりでございました…
と言いますか…振り返ってみて自分の回答がつくづくと恥ずかしい～。
重ねて、こちらこそお忙しい所にお願いを聞いて頂きまして本当にありがとうございました！(深々)


さて…実は『番外編』と言う事で【2.5】についてまりあさんはもう少しお話されておられまして…
とても熱くお話されていて私一人だけ読めるのは勿体ない、是非に、とまりあさんに無理を言ってアップをお願いした所、快く承諾を頂きまして続きにてその内容を以下に納めさせて頂きました。

どうか是非併せてお読み下さいませ。<(_ _)>

さてさて、ここからは番外編ということで。
【2.5】の回答なのですが、上の回答に上げたシーンはもちろんなのですが、実はここのところずーっと気になって考え続けているシーンがありまして…。
今、一番気になっている場面なのですが、回答に入れるとめちゃ長くなるのであえて入れなかったんです。
でも、ちょっと聞いてもらいたいという気持ちもありまして、番外ということで。
長くなります。しかもほとんど独りよがりなつぶやきです。
ですから、以下は、お時間があって、暇でしょーがない、って時にでも読んでください。

気になっているのは、最後のホセ戦控え室でのシーンです。
ちなみに、これは原作ではなく、アニメ2の方でお考えください。
原作は、どうしても葉子の告白に唐突な感じが否めず、しかも、そのあとのジョーのセリフ「女性週刊誌うんぬん」
「安っぽいうんぬん」というのがどうにもなじめず、その点、アニメは私の気になっていたジョーのこのセリフも
カットされているし、原作に比べジョーと葉子の距離が近いので（ハワイのデートシーンとかあったし）、葉子の想いも自然な感じがして、このシーンについては、私は原作よりアニメの方が好きなのです。

ジョーの葉子へのセリフ「リングには、世界一の男が俺を待ってる……だから…行かなきゃな…」です。
この場面は、特に、葉子が共感を呼びにくいキャラのためか、賛否両論あるようですが、私は名シーンだと思ってるし、最初に見たときは驚きつつも感動した場面でした。
で、ここのジョーのかっこよさにしびれておったのです。が、とことんで見たときから、ずっと何か心に気になるものがあったんですよね、「このひっかかりは何だろう？」って考えながらいつも見ていたのですが。
わりと最近、わかったんです、どうして「行かなきゃな」なんだろうって。なんで「行くぜ」じゃないんだろうって。
ジョーのこれまでの行動とか、セリフとか考えると、「世界一の男が俺を待ってる、だから、俺は行くぜ」とか、
「世界一の男が俺を待ってる、だから行ってくるぜ」って言っても、おかしくないと思うんですよ。
それで私なりにいろいろ考えたんです。
あ、以前も申し上げましたが、私はジョーが葉子のことをどう思っていたか、ということに関して、まだまだ答えは出せていません。二人がくっつけばよかった、とかも今の段階では特に思ってないです。
そのへんは念頭に入れておいていただけるとありがたいです～。

で、本題に戻ります。
どうして「行くぜ」じゃないのか？
なんとなく、ここは、自分に想いを打ち明けてくれた葉子、自分のことを好きだと、この世で一番愛してる人だと言ってくれた葉子、そんな彼女に対するジョーなりの優しさ・思いやりのようなものが含まれているのではないかな、と思っています。（これは必ずしも彼女への恋愛感情とは限りません。）
「行くぜ」だと、なんとなく葉子の想いを置いてけぼりにしていくような感じがするのですが、
「行かなきゃな」には、「ここにとどまってやれなくてごめんな、すまないな」というニュアンスが感じ取れるのです…。
それと同時に「行かなきゃな」と言うことで、葉子に「わかってもらいたい、納得してもらいたい」というジョーの
思いもあるのではないか、と考えるのです。
あともうひとつ。
今となっては、葉子やおっちゃんはもちろん、ジョー自身でさえも、もはやとどまることを選べない、何か運命的なもの、宿命のようなものに導かれ、たぐりよせられてリングに向かう…という意味合いもあるのではないかと。
そしてこれがボクシングに青春と命をかけ、それゆえに重い十字架を背負ってここまできた自分の宿命だと、ジョー自身が自覚しているのだと思います。だから「行くぜ」ではなくて「（自分の宿命として定められた道を）行かなきゃな」なのではないかしら？
勝っても負けても、ホセ戦後に、自分にとってハッピーな未来が待っているとはとうてい思えないし、ジョーもそれは十分わかってる。それでもなお、自分の全てをかけてきたボクシングに燃え尽きるために、
リングに上がる。そうしないと、ジョー自身も納得できない。

今までみたいに「おっちゃん、ちょっと行ってくらあ」とか「次のラウンドで帰り支度しといてくれよな」とか、そんなふうにリングに上がって欲しかったけど…。ホセ戦はやっぱり違うんだな…。
「おっちゃん、なんかこう眩しいね」と言ってプロになったジョーが、数年後に到達した心境がここだったのか、「行かなきゃな」だったのか…。なんだか泣けてきました。

ここは、あおいさんの演技も素晴しいですよね。
このセリフにところどころ「…」という貯めの部分をいれることで、とても気持ちがこもっていて、感動します。
ほんとにジョーそのもの、ですね。
そして、とどめの「ありがとう」で、私はもうだめです、泣けます。
ただでさえ、このあたりは葉子目線で見てしまうので、なおさらです。
前にもあおゐさんのブログにちょこっと書いたような気がしますが、いろいろなことをかんがえあわせると、このジョーの「ありがとう」は「愛してる」より重い言葉のように思えます。
しかもこの時ジョーは葉子の肩に手を置いてる。
ジョーが彼女の体に触れたのはこのときが初めてじゃないかな？いや、つきとばしたりとか結構好き放題してましたが（笑）、まじめな意味でね。
ジョーは葉子に対しては、かなりなことをしてますよね。暴言吐いたり、水ぶっかけたり、つきとばしたり。
それでもなお、「愛してる」と言ってくれた葉子。このシーン、彼女の肩に手を置き、「ありがとう」と言うシーンは、
この時点でジョーが出来る精一杯の彼女への気持ちだったのではないかな。
「ありがとう」は万感の思いがこもってると思います、だからこそ、重いセリフで泣かされます。
うん、やっぱり私は、安易に女子を抱きしめたりチューしたりしないジョーがすごく好きです。

ここまできたら、私達はもう、全てを振り切って自ら選んだ道を進もうとするジョーを、見送るしかない。
悲しいけど寂しいけど、それしかできない。
そして、最期のジョーの、あの満足げな微笑みに、いくばくかの救いを感じるのでしょうね。



*　*　*　*　*　*　*　*　*　*

まりあさんはダヲスさん主催の最高祭でもこのシーンでのジョーをお描きになられているのですが、本当にこの場面がとても心に残られておられるのだな、と言う事がもの凄く伝わってきました。
(本　当　は　っ　、私のこんな↑簡単な言葉では片付けてはいけないんス；はう～!!)

まりあさん、この度は熱い想いをぶつけて頂きましてありがとうございました！